美食と猫と自作ゲーム

今のところ、自作ゲーム記事ばっかり。

自作ゲーム42

プロローグ入力&表示テスト

 

ひたすら文字の入力と再生ばかりしている。気をつけるのが改行の位置。漢字は8×8ドットフルに使っているので、下に表示する文字が読みにくくならないようにしなければならない。

オープニング画面が終わったら、城の人々の台詞も入力し、エンディングを作る。その後で全体のバランスを調整し直し、BGMのないシーンにBGMをつけてようやく完成する。

BGMは2音で、ノイズや音響効果もつけられないが、効果音ならば、Sound命令を使ってビブラートを再現する事ができた。

上の画像は前に公開した重要アイテム取得時の効果音の最後の音をサウンド命令でビブラートにしたもの。音の長さやタイミングはあくまでMSXturboR用に調整しているのでMSXの場合は、FORJ=0TOxxxの数字を減らしてやる必要あり。やっている事はシンプルで、PLAY命令で鳴らす予定だった音をSOUND命令で鳴らし、1~2の数字を入れたKという変数に-1を繰り返し掛け算する事で周波数をちょっとだけ上げたり下げたりしてゆらしている。正直、上の様な3和音より、単音の方が綺麗に思えるので、使いどころが難しい。

文字化けありだが単音のビブラート例

 

戦闘システムも見直したいと思っている。鎧と盾のどちらをレベルアップするか選べるシーンがあるが、たてを選ぶと90%の防衛確率が95%に上がり、鎧を選ぶと受けるダメージが半分になるなら、ほとんどの人が鎧を選ぶはずだ。盾の価値をもっとあげ、盾のもつ物理防御力を超える攻撃をしてきた場合のみ、うける確率を設定するとかに変更する。正面から攻撃をうける度に命中率を計算するよりもプログラムをシンプルにでき、戦闘スピードもわずかながら上がるはず。以下、戦闘時計算式のメモを記す。

剣   攻撃範囲0~1、基本攻撃力4から攻撃範囲分を引き算する。(剣を抜いたまま敵に突進する突き攻撃の場合、敵との距離は0なので、敵の防御力を無視して考えると与えるダメージは4となる。)

レベル1で攻撃力と攻撃範囲が1つ上り、敵が直前にいた位置を切りつけても攻撃があたるようになる。この場合上記計算に従い、範囲2分がマイナスされるが、基本攻撃力も5になっているので、与えるダメージは3となる。

レベル2は攻撃力に加え、剣を振るスピードが1ターンに1回となり、連続での切りつけが出来る。基本攻撃力はゲーム開始から2しか加算されていないものの、倍の攻撃をあびせられるので強くなったと実感できる。さらにレベル2の内に真紅の結晶を手に入れる事になるので、さらに攻撃力が加算される。また、小さな炎も消せるようになる。

レベル3は上限。基本攻撃力7で、防御力の高い敵(単純にダメージから0~6を引く)にも攻撃があたる他、必殺剣の発動条件を満たすようになる。また、大きな炎も消せる。

 

突き、切りつけ以外の攻撃(特殊攻撃)

翼を手にいれると、範囲1の崖や川を飛び越せるが、降下先に敵がいた場合自動的に攻撃する。この時、攻撃範囲は0で攻撃力に倍加ボーナスがつく。剣レベル2で例えると、攻撃範囲1の時のダメージ5に対し、降下(ジャンプ)攻撃は、ダメージ12を与えられる事になる。非常に強力だが、敵の正面に降下した場合は、狙い打ちされる事もあるので注意。

必殺剣は前の記事にも書いたが、高速突進の技である。突進ではね飛ばしたところにまた突進攻撃があたるので、一気にダメージを与えられる。攻撃力補正は倍加ボーナスのみだが、正面から突っ込んでも、ざこ敵相手なら反撃をくらう事もない。さらには敵の遠距離攻撃を突き破り、接触してもダメージを受けない、攻守ともに強力なものになっている。最大ダメージで言うと、基本攻撃力7×2の連続攻撃で、真紅の結晶があれば更に上昇する。(現設定では更に倍の最大28ダメージ。序盤の敵など、すれ違いざまに消滅させるイメージである。)

 

まとめ

剣で敵に与えるダメージ=(3+剣レベル×1)×特殊攻撃時の倍加補正×真紅の結晶による倍加補正-敵の防御力

 

剣の設定だけで大分長くなったので、また次回。